黒ナンバーの車検について、いちばん多い質問が2つあります。「車検は1年ごとになるのか」と「いくらかかるのか」です。
先に結論を書きます。車検は2年のままです。 そして法定費用は、自家用の軽バンより安くなります。
「黒ナンバーは車検が1年」は誤解です
これは本当によく言われます。事業用にすると1年ごとになる、と。
正しくは、軽貨物(黒ナンバー)の車検は、初回も2回目以降も2年です。
| 車種 | 初回 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 検査対象軽自動車・乗用(黄色) | 3年 | 2年 |
| 検査対象軽自動車・貨物(4ナンバー/黒ナンバー) | 2年 | 2年 |
出典:国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「自動車検査証の有効期間」
誤解が生まれる理由もはっきりしています。道路運送車両法では「貨物の運送に使う自動車は1年」と定めていますが、そこに「検査対象軽自動車以外のもの」という条件が付いています。軽自動車は、この1年ルールの対象外です。
1年になるのは、1ナンバーの普通貨物などです。軽バンで開業した方は関係ありません。
法定費用の内訳
車検の費用は「法定費用」と「整備費用」に分かれます。法定費用は、どこで受けても金額が同じです。
事業用軽貨物(黒ナンバー)/新車から13年未満の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 自動車重量税(2年分) | 5,200円 |
| 自賠責保険料(24か月) | 17,540円 |
| 印紙代(検査手数料) | 2,500円 |
| 合計 | 25,240円 |
※2026年10月時点(自賠責保険料は、保険期間が10月31日までに始まる場合の額)。重量税は13年経過で5,400円、18年経過でさらに上がります
※印紙代は、認証工場での持ち込み検査の額です(2026年4月改定)。指定工場で保安基準適合証を出す場合は1,850円〜2,100円です
横浜本店の黒ナンバー軽バンの車検料金です。
| 内容 | 料金(税込) | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 車検基本料 | 16,280円 | — |
| 完成総合検査料(テスター代込み) | 8,800円 | — |
| 更新手数料 | 5,500円 | — |
| 当店の料金 合計 | 30,580円 | — |
| 税金・自賠責・印紙代を含めた総額の目安 | 56,940円 | — |
この総額に、点検で見つかった整備の費用と部品代が乗ります。整備の内容は車の状態によるため、そこは見てからのお見積りになります。
目安として、オイル交換なら5,400円から、バッテリー交換なら5,800円から、ブレーキパッド交換なら10,200円からです。何も交換が要らなければ、上の総額のままで終わります。
※2026年10月時点のW-NEXT横浜本店の料金です(税込・軽バンの場合)。税抜では車検基本料14,800円・完成総合検査料8,000円・更新手数料5,000円です。総額の目安は、黒ナンバー・登録13年以内で、自賠責保険料を11月1日以降に保険期間が始まる場合の18,660円として計算しています(10月31日までに始まる場合は55,820円)。正確な金額はお見積りでお出しします。料金の内訳と車検のご予約は軽バン専門店の車検のページにまとめています。
事業用のほうが重量税は安くなります
これは意外に知られていません。
| 区分 | 自動車重量税(2年) |
|---|---|
| 自家用の軽貨物(黄色ナンバー) | 6,600円 |
| 事業用の軽貨物(黒ナンバー) | 5,200円 |
黒ナンバーにすると、重量税は1,400円下がります。 軽自動車税(種別割)も、自家用の軽貨物5,000円に対して事業用は3,800円です(総務省の税率区分。2015年4月以降に新規検査を受けた軽貨物の場合。13年を超えると重課されます)。
開業前に「税金が上がるのでは」と心配される方がいますが、税金に関しては逆です。負担が増えるのは、任意保険と、走行距離が伸びることによる整備費用のほうです。
2026年11月から自賠責が値上がりします
これは今年の車検を控えている方には関係のある話です。
2026年11月1日から、自賠責保険料が改定されます。 軽自動車の24か月契約は、17,540円から18,660円へ、1,120円の値上げです。
出典:金融庁「自賠責保険基準料率改定の届出について」(2026年4月30日)/損害保険料率算出機構
新しい保険料は、保険期間が2026年11月1日以降に始まる契約からかかります。車検を受ける日ではなく、新しい自賠責の保険期間がいつ始まるかで決まります。
車検は、有効期間が満了する日の2か月前から受けられます(2025年4月から、それまでの1か月前より延びました)。11月〜12月に満期を迎える方は、10月中に受けることもできます。前倒しで受けても、次の満了日は変わりません。有効期間が短くなることはないので、損はしません。ただし、自賠責保険料が新しい額になるかどうかは、車検を受ける日ではなく、新しい保険期間が始まる日で決まります。今の自賠責の期限が11月以降の方は、10月中に車検を受けても新しい保険料になることがあります。
満期が近い方は、車検証の満了日を一度確認してみてください。
ユーザー車検との違い
自分で持ち込めば、法定費用だけで通せます。整備費用も代行手数料もかかりません。
ただ、実務としては次のことを見ておく必要があります。
- 検査場は平日の日中しか開いていません(軽自動車検査協会 神奈川事務所は横浜市都筑区)
- 予約が要ります
- 不合格になれば、直してから出直しです
配達を1日休むと、その日の売上が消えます。浮かせた代行手数料と、休んだ1日を比べてどちらが大きいか、という判断になります。副業で土日中心の方ならユーザー車検も選択肢ですが、平日フルで走っている方には向きません。
記録簿を残しておいてください
事業用の車両は、点検整備記録簿をきちんと残しておくことをおすすめします。
台数が増えたときの管理がしやすくなりますし、売却するときの評価にも効きます。何より、荷主から車両管理の状況を聞かれたときに、記録があるのとないのとでは話が違います。
W-NEXT横浜本店の場合
横浜市金沢区鳥浜町で、軽バンの整備を月に400台以上お受けしています。1日あたり13台前後、そのほとんどが仕事で使われている軽バンです。
車検でお預かりする際は、黒ナンバーの代車をご用意しています。預けている間も仕事を止めずに済みます。
営業は月曜から土曜の9時から24時まで。 配達を終えてからお持ち込みいただけます。日中に時間を作れない方が多いので、夜間も開けています。
見積もりの段階で「今回やるべきこと」と「次回でいいこと」を分けてお伝えします。仕事で使う車なので、止まらないことを優先しつつ、必要のない出費はしないほうがいいと考えています。
ご相談はこちらから
車検証の満了日を教えていただければ、いつ受けるのがいいかをお伝えします。 自賠責保険の証明書もお持ちいただければ、新しい保険料がかかるかどうかもあわせてお伝えします。
電話番号は 045-370-8712 です。
受付は月曜〜土曜の9:00〜24:00(日曜定休)。配達を終えてからのお持ち込みにも対応しています。
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出典
- 国土交通省 自動車検査登録総合ポータルサイト「自動車検査証の有効期間」
- 金融庁「自賠責保険基準料率改定の届出について」(2026年4月30日)
- 損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」
- 国土交通省「本日から車検が受けやすくなります(車検の受検期間が2か月前に拡大)」(2025年4月1日)
軽バンの車検はW-NEXTへ
車検中も、黒ナンバーの代車0円。
車検基本料14,800円+完成総合検査料・更新手数料13,000円(税抜・当店の料金 合計27,800円)。月〜土は24時まで営業で、仕事終わりの入庫もご相談いただけます。
座間市・相模原市で、軽バンを使われている方へ
横浜までは遠い、という方へ。座間市広野台にも店があります。
W-NEXT町田店(所在地は座間市広野台)でも、車検・整備、板金・塗装、24時間ロードサービスをお受けしています。夜間の整備にも対応。動けなくなったときは、24時間お伺いします。
W-NEXT町田店/〒252-0012 神奈川県座間市広野台1丁目4-11
配送中に動かなくなってしまったら
レッカーの行き先は、お客様が選べます。
保険会社に電話したとき、「レッカーはW-NEXTに依頼します」とお伝えください。W-NEXT横浜本店が24時間出動し、そのまま自社工場で修理。修理中の代車は0円(台数に限りあり)です。

