オイル交換は、いちばん安く済む予防整備です。そして、いちばん軽く見られている整備でもあります。
配達で使う軽バンは、一般の車とはまったく条件が違います。同じ間隔で考えていると、早い段階でエンジンを傷めます。
交換の目安
一般的には「5,000キロまたは半年」と言われます。ただ、これは普通に乗る車の話です。
配達の車は距離が早く伸びます。 1日100キロ走る人なら、ひと月半で5,000キロに届きます。年に2回ではなく、年に7回から8回という計算になります。
「半年ごと」で考えていると、実際には1万5,000キロ走ったあとで交換していることになります。これはエンジンにかなりの負担です。
距離で管理してください。 日付ではありません。
配達は「シビアコンディション」です
自動車メーカーは、条件の厳しい使い方を「シビアコンディション」と呼び、通常の半分の間隔での交換を推奨しています。
該当するのはこういう使い方です。
- 短距離の走行を繰り返す(1回8キロ以下)
- 頻繁に停車と発進をする
- 荷物を積んで走る
- 悪路を走る
配達は、上の3つに全部当てはまります。軽貨物の仕事は、定義そのままのシビアコンディションです。
短い距離で止めると、エンジンが温まりきる前に切ることになります。すると内部に水分や燃料が残り、オイルが早く傷みます。距離が少なくても劣化するのはこのためです。
交換しないと何が起きるか
オイルは、金属同士が擦れないよう膜を張り、同時に熱を逃がしています。
劣化すると、この膜が薄くなります。すると、
- エンジン音が大きくなる(ガラガラした音が増える)
- 燃費が落ちる
- 加速が鈍くなる
- 内部にスラッジ(汚れの固まり)が溜まる
- 最終的に焼き付いて動かなくなる
ここまで来ると、エンジンを載せ替えるか、車を買い替えるかの話になります。数千円の交換を惜しんだ結果としては、代償が大きすぎます。
オイルフィルターは毎回替えなくていい
よく聞かれます。オイル交換2回に1回が一般的な目安です。
ただし、配達で距離が伸びる車や、汚れが目立つ車は毎回替えたほうがいい場合もあります。抜いたオイルの状態を見て判断します。
自分で確認できること
レベルゲージを抜いて、色と量を見てください。
- 量:ゲージの上下の印の間にあるか。減っていれば足す必要があります
- 色:新しいオイルは透明な琥珀色。真っ黒でドロッとしていたら交換時期です
エンジンを止めて5分ほど待ってから測ると正確です。
量が減っている場合は、燃えているか漏れているかのどちらかです。オイル交換のたびに大きく減っているなら、そちらの原因も見たほうがいいです。
費用の目安
⚠️ 横浜本店のオイル交換の料金は、データをいただき次第この欄に入れます。
金額は、入れるオイルの量と種類で決まります。軽バンは容量が少ないので、普通車より安く済みます。
整備の中では、いちばん安い部類です。 その安い作業をきちんと回すことが、結果的に大きな出費を防ぎます。
W-NEXT横浜本店の場合
横浜市金沢区鳥浜町で、軽バンの整備を月に400台以上お受けしています。1日13台前後、そのほとんどが仕事で使われている軽バンです。
同じ使われ方の車を毎日見ているので、「この距離ならこのくらい傷んでいる」という感覚があります。 抜いたオイルの状態を見て、次はいつ頃がいいかをお伝えするようにしています。
営業は月曜から土曜の9時から24時まで。 配達を終えてから寄っていただけます。オイル交換だけなら短時間で終わります。
ご相談はこちらから
前回の交換からどれくらい走ったかを教えてください。日付ではなく距離でお願いします。それだけで、急ぐかどうかの見当がつきます。
電話番号は 045-370-8712 です。店舗の受付は月曜〜土曜の9:00〜24:00(日曜定休)。ロードサービスは営業時間外も24時間対応、神奈川県全域と東京都・千葉県・埼玉県まで向かいます。

