水温の警告(赤い温度計のマーク、または水温計がHに振り切る)は、エンジンが煮えているという合図です。対応を間違えると、エンジンそのものを傷めて、修理が大ごとになります。
慌てて変な止まり方をしないために、順番を覚えておいてください。
正しい止まり方の順番
- エアコンを切り、暖房を最大にする。 暖房はエンジンの熱を車内に逃がす仕組みなので、応急の冷却になります(夏はつらいですが効きます)
- 安全な場所に停車する。 路肩よりも駐車場やコンビニまで動けるなら、そのほうが安全です
- すぐにエンジンを切らない。 停車後しばらくアイドリングで冷却水を回したほうが熱が下がりやすい場合があります。ただし蒸気が出ている・明らかに異常なら即座に切って離れてください
- ボンネットをすぐ開けない。 開けるなら十分に冷えてから。ラジエーターキャップは熱いうちは絶対に開けないでください。熱湯が噴き出して大やけどをします
なぜ起きるのか
- 冷却水の不足・漏れ(ホースの劣化、ラジエーターの損傷)
- 電動ファンが回っていない(渋滞中に水温が上がるのはこの疑い)
- サーモスタットの固着
- ウォーターポンプの不具合
配達の軽バンは、荷物を積んで、夏の渋滞を、エアコン全開で走ります。エンジンにとってはいちばん熱がこもる条件です。
「大丈夫そうだから」と走り続けた場合
オーバーヒートしたまま走ると、エンジン内部の金属が変形し、ヘッドガスケットが抜けます。ここまで行くと修理は大がかりになり、車の買い替えと比較する金額になりがちです。警告が点いた時点で止まっていれば、ホース1本の交換で済んだかもしれません。差が大きすぎる故障です。
予防はシンプルです
- リザーバータンクの液量を月に1度見る(上限と下限の線の間にあるか)
- 駐車場所に緑やピンクの液だまりがないか
- 信号待ちで水温計がじわじわ上がる癖が出たら、その時点で点検
冷却水は勝手には減りません。減っているなら、どこかから漏れています。
W-NEXT横浜本店の場合
横浜市金沢区鳥浜町で、軽バンを月に400台超整備しています。冷却系の点検は、液量・漏れ跡・ファンの作動確認から始めて、原因を特定してからお見積りします。
出先で蒸気が上がって動けない場合は、ロードサービスが24時間対応で向かいます。そのまま走って良い状態か迷ったら、動かす前にお電話ください。
ご相談はこちらから
「警告が点いたのは渋滞中か、走行中か」「冷却水を最近足したか」を教えてください。
電話番号は 045-370-8712 です。店舗の受付は月曜〜土曜の9:00〜24:00(日曜定休)。ロードサービスは営業時間外も24時間対応です。

