車検を受けられる場所はいくつかあります。金額だけを並べると、安いところが良く見えます。
ただ、仕事で使う車の場合、判断の軸がもう1つあります。何日止まるかです。ここを入れずに選ぶと、あとで計算が合わなくなります。
4つの選択肢
1. 自分で持ち込む(ユーザー車検)
いちばん安い方法です。法定費用だけで通せます。代行手数料も整備費用もかかりません。
ただし、実務としてはこうなります。
- 検査場は平日の日中しか開いていません(軽自動車検査協会 神奈川事務所は横浜市都筑区)
- 予約が必要です
- 不合格になれば、直してから出直しです
1日休むと、その日の売上が消えます。 浮かせた手数料と、休んだ1日を比べてどちらが大きいか、という計算になります。
副業で土日中心の方には向きます。平日フルで走っている方には、あまり向きません。
2. 車検専門店
金額が明朗で、早いのが特徴です。「1時間で完了」を掲げる店もあります。
ただし、通すことが目的の作業になりがちです。今回は通っても、半年後に整備が必要になることがあります。
そこを分かったうえで使うなら、選択肢としては悪くありません。
3. ディーラー
整備の質は安定していますが、軽バンの商用グレードを毎日見ているわけではありません。
そして、乗用車と同じ基準で見るので、配達の車には過剰な整備が入ることがあります。金額は高めになりがちです。
4. 整備工場
工場によって差が大きいところです。軽バンを日常的に扱っているかどうかで、見るところが変わります。
配達の車を毎日見ている工場なら、「この使い方ならここが減る」という当たりがついています。
比べるときに聞くべき3つ
金額だけを聞いても比べられません。この3つを揃えてから比べてください。
- 総額はいくらか(法定費用込みか、別か)
- 何日預けることになるか
- 代車は出るか。黒ナンバーか
3番目が特に大事です。代車が白ナンバーだと、仕事に使えません。 借りても意味がないので、必ず確認してください。
「通す」と「直す」は別です
車検は、その時点で保安基準を満たしているかを見る検査です。将来の故障を防ぐものではありません。
つまり、車検に通ったから2年安心、ということにはなりません。 配達の車は、車検と車検の間に消耗品の交換時期が来ます。
見積もりのときに「今回やるべきこと」と「次回でいいこと」を分けて説明してくれる相手を選んでください。全部やれば高くなりますし、何もやらなければ途中で止まります。
法定費用はどこでも同じです
比較するときの前提として、法定費用(重量税・自賠責・印紙代)はどこで受けても同額です。
事業用の軽貨物なら、2年でおよそ24,000円前後。この部分で安くなることはありません。 差が出るのは整備費用と手数料です。
詳しくは別の記事に書いています。
W-NEXT横浜本店の場合
横浜市金沢区鳥浜町で、軽バンの整備を月に400台以上お受けしています。1日13台前後、そのほとんどが仕事で使われている軽バンです。
扱っているのが軽バンばかりなので、配達で使う車のどこが減るかが分かっています。乗用車と同じ基準では見ません。
黒ナンバーの代車をご用意しています。 預けている間も仕事を止めずに済みます。
営業は月曜から土曜の9時から24時まで。 配達を終えてからお持ち込みいただけます。日中に時間を作れない方が多いので、夜間も開けています。
見積もりでは、今回やるべきことと、次回でいいことを分けてお伝えします。 仕事で使う車なので、止まらないことを優先しつつ、不要な出費はしないほうがいいと考えています。
ご相談はこちらから
車検証の満了日を教えてください。 いつ受けるのがいいか、その場でお伝えします。
車検は満了日の2か月前から受けられます。前倒ししても次の満了日は変わらないので、損はしません。
電話番号は 045-370-8712 です。店舗の受付は月曜〜土曜の9:00〜24:00(日曜定休)。ロードサービスは営業時間外も24時間対応、神奈川県全域と東京都・千葉県・埼玉県まで向かいます。
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出典
- 国土交通省「本日から車検が受けやすくなります(車検の受検期間が2か月前に拡大)」(2025年4月1日)

